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学校法人ねむの木学園
理事長あいさつ
令和6年1月1日
あけましておめでとうございます。
晴れ渡る青空の下、澄み切った冬の空気を貫く太陽の光を浴び、すがすがしい気持ちで新年を迎え… と申し上げたいところですが、昨今の悲しいニュースに思いをはせると、素直に新年をお祝いする気持ちになれないものがございます。傷付き、血を流し、泣き叫ぶパレスチナのこどもたち、何の手当も施されず床に並べられる赤ちゃんたち、テレビに映し出されるそんな映像を目にすると、本当に言葉もありません。そして思うことは、もし日本がこのような事態に陥ったら、ねむの木学園のこどもたちを守るために私たち教職員はどうしたらよいのか、ということです。
ここ数年の当学園の運営状況には大変厳しいものがございます。人手不足の中、教職員には厳しい労働条件を受け入れてもらわざるを得ず、こどもたちには以前のような行き届いたケアをしてあげられないことに、申し訳なさを感じます。そのような状況下でも、少しでもこどもたちに楽しさと幸福感を感じてもらえるよう、努力しなければなりません。
今年は8月に福島県郡山市で美術展を開きます。また10月には久しぶりにお客様においでいただいて運動会を開催する予定です。他にも様々な活動に取り組み、前を向き、何事にも積極的に挑んでゆく姿勢をもち続けたいと思います。
本年も皆様のご支援をいただきたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。
学校法人ねむの木学園
理事長 梅津 健一
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