2021年9月10日
第54回ねむの木学園運動会
及び
ねむの木学園のこどもたちコンサート~まり子お母さんの心とともに~
について(お知らせ)
いつもねむの木学園に温かなお心をお寄せくださいまして、ありがとうございます。
新型コロナウィルスの感染状況はここ 1~2 週間で幾分かは落ち着きの気配が感じられる
ものの、深刻な状況であることは変わりなく、静岡県を含めて発令されていた緊急事態宣言
も延長されることとなりました。こどもたちも教職員も、まだしばらくは不自由な生活を続
けざるを得ません。こどもたちの中には今までは見られなかったような感情の起伏や反目な
どが時折見られます。こどもたちの命を守るため感染予防には万全を期する一方、その心に
寄り添った働きかけをして行きたいと思います。
さて、今年は11月28日にグランシップにてコンサートを開催することに関連し、運動会を
どうするか、といった懸案事項について検討してまいりました。本来は全体職員会議などで
討議すべき事案でしたが、コロナ禍にあって教職員全員が集うことができないため、グルー
プ別で討議し、その意見を持ち寄って最終的には主任会議にて協議しました。その結果、
◦ コンサートはまり子学園長が息を引き取る直前までその開催に意欲を示していた極めて
重大な活動であること。
◦ まり子学園長の指揮の下稽古を行うことができず、教職員とこどもたちが試行錯誤しな
がら組み立てていかなければならないこと。
◦ 例年の運動会開催日(10月中~下旬の日曜日)とコンサートの開催日との間に1カ月程
度しか時間的スパンがないこと。
◦ お客様から入場料をお支払いいただいてご覧いただく舞台である以上、ある意味プロの
舞台人が行うものと変わりはなく、コーラスやダンスなどすべての演技に妥協は一切許
されないこと。
といったことから、例年と同様の運動会を行った上でさらにコンサートを開催するのは、現
実的には極めて困難であろうと判断しました。しかしねむの木学園の運動会は、毎年まり子
学園長が「運動会という名のミュージカル」と題して開催してきたものであるゆえ、今年は
その開催場所を学園のグランドからグランシップの舞台に変更し、コーラスとダンス中心の
プログラムとすること、そして有料でお客様に鑑賞していただくこと、すなわち「第54回ね
むの木学園運動会」を「ねむの木学園のこどもたちコンサート~まり子おかあさんの心とと
もに~」という形に代えて実施することにしたいと思います。
コロナ禍で、コンサート開催の可否についても懸念されるところではありますが、現時点
ではこどもたちも教職員も、「コンサートをするのだ。」という強い決意のもと、日々稽古に
打ち込んでいます。状況の変化があれば、またこのホームページにてお知らせ申し上げます。
