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ねむの木学園の概要

 日本のこどもとして幸せに生きる権利をもちながら、肢体に不自由を持ち、知恵に遅れを持ち、両親のない子、家庭での養育困難な子、また家庭から通学困難な子に生活教育を受けながら義務教育をと、1968年、日本で初めての肢体不自由児のための養護施設を設立いたしました。

 当時は施設内に町の公立学校の分教場が設置され、それによって義務教育をおこなってまいりましたが、1979年度より大きな願いでありました養護教育が義務化されましたのを機に、ひとりひとりのこどもに適した教育をと考え、私立ねむの木養護学校(小学部・中学部)を設立し、めざましい進歩をみつけ、3年後には高等部も設置いたしました。

 また、成人したこどもたちが引き続きここで生活し、教育を受けることができるようにと、肢体不自由児療護施設という新しい制度を国はもうけてくださいました。

 ねむの木学園では、日本国憲法並びに児童憲章、教育基本法、学校教育法などの精神にのっとり、障害を持つすべてのこどもたちの才能を信じて、かくれた能力を引き出すべく、個性の尊重と豊かな人間性を培うことをねらいとした、無学年制の開かれた教育体系を実践しております。

 感性と感受性を大切にすることで集中力を養う教育(集中感覚教育)は、絵画・国語・工芸・音楽・茶道などにおいて特に成果が大きく、パリ市立近代美術館での美術展や、コーラスとダンスにおける芸術祭賞の受賞などに結びついています。

 「だめな子なんかひとりもいない」、これは学園長宮城まり子の叫びつづけている言葉でございます。
 すべての人々に対し、その能力を生かし、人として正しい生活を送ることができるようにするのが福祉ならば、福祉は文化であり、文化は福祉にあると信じます。

 現在、当学園では、健康な人も障害を持つ人も互いに助け合いながら共に生活することのできる福祉・教育の文化村「ねむの木村」を建設中です。
 すでに、文学館・美術館・生徒の実習室としての喫茶店・毛糸屋さん・がらす屋さん・雑貨屋さんなどが出来上がり、1999年5月「ねむの木村」の開村式をすませました。
 こどもたちは一体となり、出来る子も出来ない子も共に心は一つでございます。いじめや登校拒否は、まったくありませんと、胸をはります。文部科学省の方に来てみていただきたいと思います。


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